クリア名刺のデータ作成時の注意点
クリア名刺・白印刷対応クリア名刺のデータ作成時の注意点

1.素材は、約0.18mmの厚さの透明なポリエステルフィルムです
光を反射します。
また、印刷は裏面から反転させて片面印刷となります。

2.通常のクリア名刺で「データ上の白」は透明になります
「紙」に印刷する一般的な名刺と違い、透明なPETフィルムに印刷する通常のクリア名刺では、データ上の「白」は、仕上がりでは「透明」になりますので、ご注意ください。
※「白」を表現するには白印刷対応クリア名刺でご注文ください。
3.白印刷対応クリア名刺では「白」の表現も可能です
白印刷対応クリア印刷をご注文の場合は、白インクを使った印刷により「白」の表現も可能です。
ただし、Illustrator(ai形式)でのデータ作成方法にご注意ください。
※詳しいデータの作り方は こちらの案内 をご参照ください。
4.データで見るより薄い色で仕上がります
白印刷(白打・白押さえ)を行わない場合は、色が透ける為にデータ(モニター)で見るより色が薄い仕上がりになります。
そのため、通常のクリア名刺では意図する色よりも濃い色を使用してデータを作成いただく方が、きれいに仕上がります。

5.ベタ塗りに色むらが発生します
オンデマンド印刷のため、白印刷を行わない場合のベタ塗り部分は色むらが見える仕上がりになることがあります。あらかじめご了承ください。

6.キズが目立ちやすい素材です。
キズが目立ちやすい素材です。
印刷工程で若干の刷りキズが付くことがあります。ご了承ください。

7.白印刷対応クリア名刺のデータ作成方法。
下記の手順・案内に従って、白インク専用のレイヤー(=白版)を設定・作成してご入稿ください。
★白印刷対応クリア名刺は、Illustrator(ai形式)でのデータ作成&入稿が必要な商品です。
★以下の処理がされていないと、意図した仕上がりにならない恐れがありますのでご注意ください。
白印刷対応クリア名刺のデータ作成手順
1.専用テンプレートをダウンロードしてご利用ください。
2.断裁時の誤差による見切れやバランス崩れにご注意ください。
オンデマンド印刷では、断裁時に上下左右ランダムで若干のズレが生じますので、見切れて困る文字やバランスが崩れそうな枠デザインは、端から2mm以上の余裕を持たせてレイアウトしてください。
3.フチなしデザインは塗り足しを作成してください。
フチいっぱいまで絵柄や文字がある場合は、仕上がりサイズの外側に+1.5mmずつの「塗り足し」を作成してください。

4.デザイン用のオブジェクトは全てデザイン(CMYK)レイヤーに配置してください。

5.白印刷用(白インク用)のオブジェクトは、全て白印刷レイヤーに配置してください。

6.白印刷レイヤーのオブジェクトには、スウォッチに追加した特色(White)を適用してください。

※当社テンプレートをご利用にならない場合は、スウォッチへの白印刷用の特色(White)の追加をお客様にて設定のうえ、白印刷レイヤーの全てのオブジェクトに適用してください。
特色スウォッチの設定方法
1)スウォッチパネル右上のプルダウンから、新規スウォッチを作成して下さい。
2)スウォッチオプションで、名前を「White」、カラータイプを「特色」、カラーモードはCMYKのまま「M=100%」に設定してください。
7.白印刷レイヤーのオブジェクトは、[属性]パネルにあるオーバープリント設定で、「塗りにオーバープリント」と「線にオーバープリント」の全てにチェックを入れてください。

8.データが完成したら、全てのフォント(テキストオブジェクト)をアウトライン化してください。

9.レイアウト内にリンク配置した画像等は、全て埋め込みにしてください。

10.印刷に不要なオブジェクトは全て削除してあることを確認のうえ、別名保存したデータをご入稿ください。

※当社でデータを確認後、透明PETフィルムの裏面からカラー版・白版の順に印刷して仕上げます。

ご注文はこちらから ご利用のソフト別ガイドやサイズ等に関するご案内は、データ入稿ガイドのトップページよりご確認ください。
ご利用のソフト別ガイドやサイズ等に関するご案内は、データ入稿ガイドのトップページよりご確認ください。